猫梟合宿~梟谷部屋~

「げっ!?」
「よりによって…」
「赤葦かよ…っ!」


健康優良・体育会系男子高校生。
日中は部活でのしごき、そして夜中になれば、雑魚寝部屋での『しごき』タイムが始まる。
もうこれは、全宇宙の定理…だって『お元気』なんだもん、しょうがない。

毎週末のように(合同)合宿を行う梟谷学園バレー部も、当然その定理には逆らえない。
恥ずかしいだとかいう気持ちは、生理現象の前には無力。各々適宜発散すべし…のはずだが、
そこは『東京イチの仲良しチーム』を主将自らが公言する、夜の覇者・フクロウ。
時折、『みんなで仲良く飛ぼうぜ!』の会が、星から突然降ってくるのだ。


「何で、赤葦を入れたんだよ!」
「残業で、いないと思い込んでたな…」
「今回は『不発』確定かぁ〜」

みんなでい〜っぱい、ひと夏の思い出を…アレ?想い出だっけ??どっちでもいいや。
そういう甘酸っぱいやつを一緒に出し切って、梟谷メモリーズを作りたいんだよ!
せっかくだから、くじ引きして…『お夜食』給餌係に当たった奴が、ネタを提供しようぜ!

主将の兎ならぬ鶴の一言で、合宿恒例のイベントが開始され、(新鮮さ故か)まさかの大フィーバー。
最初の一年は楽しいばかり。この試みは木兎史上最高のファインプレーだと誰もが思っていた。
だが二年目に入った直後、とんでもない『大ハズレ』が出てしまった。


「より良い『自己研鑽』のためには、まずその仕組みをよく理解すべきだと思います。」

初の『お夜食係』を拝命した赤葦は、無表情真顔でそう言い出し…
『保健』の教科書を、御伽噺の如く朗読し始めたのだ。それはもう、淡々と。

「赤葦のせいで、俺ら…保健のテスト、ハイスコア叩き出しちまったんだぞっ!」
「何で保健だけは、100点取った方が変態扱い…納得いかねぇけどな。」
「人生最高得点が、保健…黒歴史だぞ。」

涙ながらにそう訴えられた赤葦は、以後『お夜食』係を強制免除され、一年程。
赤葦の残業がキツそうな時を狙って、ぶっ飛び会をつつがなく開催し続けていたというのに。
まだ帰ってないと思い込んでいた赤葦が、くじ引きに紛れ込んで、当たりを引いてしまったのだ。

「もうちょい、赤葦を引き留めとけよ…黒尾!」
「さっさと仕事終えんなよ…デキすぎる男め!」
「今日の『不発』は、全部黒尾のせいだ…っ!」

さめざめと涙を飲むパイセン達に、赤葦はいつも通りの無表情…いや、違う。
何故か意気揚々?自信満々?な表情で、待ってました!とばかりに小さなノートを取り出した。

「二の轍は踏まない。それが、赤葦京治です!」


昨年の失敗(と一方的に認定されているもの)から、俺だって何も学ばなかったわけじゃありません。
どの授業でも教師に指名されまくる、出席番号一番に生まれし者の宿命…保健も満点即答必至。
夜伽噺の方も、先輩方に御満足頂けるよう、この一年、粛々と鍛錬を積んで参りました。

「俺、わかったんです。ひと夏の…」

   『思い出』と『想い出』は
   どっちでもいい…わけではないんです

『思う』と『想う』は、似ているようで厳密にはニュアンスの異なる言葉だったんです。
この点をしっかり理解した上で、手厚いご協力の下、約一年がかりで創り上げた自信作…

「官能小説『二球入根』を朗読致し…わっ!?」


あらゆるイミで『大ハズレ』なコーハイを、パイセン梟達は布団でガッチリ捕縛。
手から『創作ノート(部外秘)』を取り上げ、大きく溜息を吐いた。

「俺らだって、学んだ…二の舞は、踊らねぇ!」
「内容うんぬんじゃねぇんだ。お前の『淡々』が一番萎えるんだよっ!」
「つーか、タイトルの命名センス、どうにかならねぇのかよ…インディーズ映像作品風だぞ。」
「(部外秘)ってのも、何か違ぇだろ!ウチのバレー部共有物…極秘発行部誌みたいに言うなって!」

というわけで、今回は多彩の極み・木葉に、赤葦作の『夜伽噺』を代読させる。
お前は、自分の書いたエロ小説を、他人に公開朗読される恥辱を味わいながら…そこで反省っ!

「自分が書いた…を、他人様が?…っっっ!!」

自作の論文や作文等を、自分で音読や発表するのは、まだフツーにマシ。
それを他人様が読み、あまつさえそれを自分が聞くなんて…想像しただけで卒倒しそうだ。
それが、官能小説(もしくはR18二次創作)だとか、全裸の方が恥かしくないかもしれないレベルだ。

パイセンからの『しごき』が、とんでもない『オシオキ』だと気付いた赤葦は、
自らすすんで布団を頭から被り、部屋の隅っこに慌てて退避し、小さくもこもこ丸まった。


「んじゃ、大人しくなったトコで…いざ!」

ゴホン!と仰々しく咳払い。
木葉は部外秘ノートをゆっくり開くと、静かに読み始めた。

_____

「二球入根~『思う』と『想う』の相違~」

そもそも、何故俺が書いた小説は、こんなにも面白くないのだろうか。
自分が書いたものは大体そう見える、という話ではなく、世間一般からの評価として、である。
感情の起伏だけとか、目玉となるシチュエーションのピンポイント描写のみではなく、
要旨論述・問題提起・現状把握・各論検討・結論提示といった、論述ルールにきちんと則り、
場合によっては図表・写真の挿入や、末尾には引用や参考文献等も示しているのに、何故だろうか。
その理由として考えられるのは、以下の…

_____


「…うっわ、既にクソつまんねぇ。」
「答え、思いっきり出てんじゃねぇか。」
「『論述ルール』に則った…論文ってことだ。」
「『起承転結』ですらねぇじゃん。」
「結論。そもそも『創作(小説)』ではないから。」
「よし木葉、中略割愛コースでいいぞ。」

『文武両道』の額を職員室に掲げる、音駒…哲学者・ネコほどではないかもしれないが、
俺達フクロウだって、森の賢者…都内随一の蔵書量を誇る図書館を有するだけあって、
言葉や文章についての教育は、ミミにズクができるほど、ミッチリ叩き込まれている。
木葉はざっと『赤葦論文』の現状把握部分までに目を通し、簡潔に要点をまとめた。

「論文、つまり『考え』を述べるもの…カンタンに言っちまえば『思う』を書いてある文章。
   丁寧な状況説明。そこで登場人物が思ったことを書き綴っているだけだから、つまんねぇ。」

赤葦が書いた論文風二次創作は、一見すると『ちゃんと』した文章なのだが、
逆に『ちゃんと』し過ぎ…根拠(状況)を示し、脳内で考えたこと、即ち『思い』を書いているだけ。
これは『小説』とは言わない…絶対的に足りていないものがある。

「小説は、読者の心をギュっと掴んで動かすもの…理解じゃなくて、共感を得る文章だろ。」
「ちゃんと描くべきなのは、『状況』じゃなくて『情景』の方…映像となるイメージだ。」
「読んでいて、その風景が目前(脳内)に広がることで、リアルに感情移入できるんだよな。」
「これが、『目』のつく方…脳内で考えただけの『思う』じゃなくて、映像付の『想う』だ。」
「『木兎は100デシベル超(地下鉄構内騒音レベル)の声で雄叫びを上げた』って状況説明するより、
   『ヘイヘイヘーイっ!』だけの方が、ガツンとイメージがわいて、わかりやすいんだよな!」

_____

…つまり、自分の専門研究分野等の、よほど好奇心を刺激される(仕事に必要な)論述を除けば、
文章(文字)という表現手法で読者の心を動かし、『面白い』と感じさせるためには、
登場人物等の『思い』だけではなく、脳内に映像として想像できる『想い』を描く必要がある。
同じ文芸小説の枠に入るものでも、根拠や証明を重んじる推理小説は、論述に近いものであり、
心理状態(思い)よりも情景(想い)に最も重きを置くジャンルが、官能小説ではないだろうか。

_____


「漫画やアニメの二次創作は、ありがたいことに脳内イメージを描きやすいもんだよな。」
「だから、人物が生き生きと脳内で動き回る姿を『想像』しやすい文章を、書く必要がある。」
「元々が絵のものを、二次的に文字変換して、読者はそれを脳内で画像イメージに…再び戻す?」
「それがスムースにできる二次創作小説が、面白い良作ってことになるだろうな。」
「つまり、えーっと…『ギュン!!』と映像が脳内妄想として沸き起こってくるやつが、
   官能小説であり、エロ含む二次創作…『思う』じゃなくて『想う』文章ってこと。以上っ!」

赤葦が15,000字ほどかけて論述した部分を、パイセン達は見事に(ダベりつつ)要約。
きっとこの部分も、会話形式の文章にしてしまえば『思う』の連続…クソつまんねぇはずだが、
もこもこ布団の中からは、我が意を得たり!とばかりに、くぐもった拍手が微かに聞こえていた。


…ったく、手のかかるコーハイだ。
この先は、各論検討。今までの考察を踏まえた上で、実際に赤葦が二次創作を執筆…
面白い(と思われる)、想いを掻き立てるだろう『夜伽噺』の例示…『二球入根』が始まるはずだ。
もこもこ布団がさっきより一回り小さく、小刻みに震えはじめたから、きっと間違いない。

パイセン梟達は、木葉に視線だけでゴーサインを送り、各々の布団で待機…
リアルな情景を想起できる(と信じたい)、『想う』に備え、然るべきトコに利き手を待機させた。

_____

では、情景を『想う』ために、よりイメージしやすい部分を、タスクフォーカスしてみよう。

*****

タイトル 『二球入根』


目の前に立ちはだかる、高く赤い壁。
この壁の向こうには、一体どんな景色が広がっているのだろうか?

高く赤い壁…逞しい腕、大きな掌、長い指。
この壁をいかに躱し、もっと高く飛びたい、飛ばしたいと願い、一球一球、ひたすら考え続ける。
試合中、俺の思考の大部分を支配するものこそ、あの人の手指…
もしかすると、自分のものと同じかそれ以上、細部まで『見て』いるかもしれない。
そう、壁を越えられない悪夢にも、出てきてしまうほどに。

だがこの壁は、どんなに策を弄し裏をかいたつもりでも、執拗に、執拗に…羽を捕らえてくる。
鮮赤から滲み出す、重い漆黒の威圧感。そこから伸びる指は、狡猾に眼前を覆い空を隠すのだ。

   (怖い…あの手指が、怖くて堪らない。)

鋼鉄の如き硬さと、冷たさ。
直接触れたことはないけれど、羽を捥がれ叩き落とされ続けた恐怖から、そう見えてしまう。
舌なめずりが聞こえそうな凶悪な口元や、深淵まで見透かす暗い視線より、手指が…心底怖い。

   (あの手指から、逃げたい…っ)


   そんな赤い壁が、今まさに。
   眼前じゃなくて、背を覆い尽くし。
   冷徹な長い指が、少しずつ。
   カラダの前面を、滑り降りていく。

   (え、な…何?)

さっきまで、自主練で凝視し続けた、あの手指。
食堂で頬に付いたご飯粒を取ったり、風呂上がりに流れ落ちる長い前髪を掻き上げたり、
残業中に書類の端を無意識に折り曲げたり、頬杖をついた方で眠気覚ましに耳朶を弄っていたり。
目の前にあると、何となく、つい見てしまうあの人の手指が…背後から?


今日は、合同合宿。今宵は、相部屋。
残務処理を終え、最後に大部屋へ戻った俺達は、隅に僅かに残された1.5人分の布団に潜り込み…
狭い中、壁の方に向かって横向き寝&即寝落ち、1時間半程熟睡したはず。今は多分、丑三つ時か。

背に腹をピッタリ、というよりは。
まるでクッションを抱き込むかのように、俺に半ば圧し掛かり、脚を腿上に乗せていた。

   (ちょっ、重い…っ)

慣れ親しんだ『抱き枕』を抱えての横向き寝が、余程気持ちいいのだろうか。
それとも、慣れ親しんでいるのは『人肌』の方…寝惚けて俺を『誰か』と勘違いしているのか。

   (そっちだと、何か、面白くない…ような?)

その点については、考慮から外しておこう。ではこの人は今、どんな顔して寝ているのだろうか。
振り向いて確認できない以上、背に触れた腹の内を探るしかないのだが…

   (すごい、あったかいな。)

前に立ち塞がっている時は、冷え切った鋼鉄の壁のイメージだったのに、
後ろを覆うその身体は、ちゃんと『人肌』で…逞しさの中にも、柔らかい部分もあって、
安定感抜群の包容力?絶対的な安心感?そんな『あたたかさ』が、俺を包み込んでいた。

   (こんな温もりに、背を預けられたら…)


呼吸に合わせて、穏やかに上下する、胸と腹。
自然とその心地良いリズムに、自分の心拍と呼吸も同期し、全身の力が抜けてくる。
耳朶にかかる緩やかな呼気と、同じタイミングでこめかみを擽る長めの前髪に、頬まで緩む。

   (針山みたいな髪だと思ってたのに…ふわふわ。)

文字通りに、猫毛。本当に、意外。
人肌が…この人が、こんなにもあったかい存在だったなんて。
何だか可笑しくなり、ほんの少し身動ぎしたら、腰付近に乗せられていた腕が前側にずり落ち…
手のひらを俺の胸付近にしっかり当て、さらにムギュっと抱き込まれてしまった。

   (っ…!!!?)


温かいを通り越し、熱いぐらいの…手指。
冷たく硬いと思い込んでいた手指から、心臓の奥まで伝わってきた予想外の熱に、
今まで穏やかだった心拍が早鐘を撞きはじめ、酸素も肺まで充分には届かなくなってきた。

   (後ろに…伝わって、しまう。)

せっかく心地良いリズムで同調していたのに、俺のドキドキ動悸で、起こしてしまうかも?
俺なんか比べものにならない程お疲れ様な人が、こんなに気持ち良く熟睡しているのに…

   (…ん?熟睡?)

乱れたはずの二人のリズムが、いつのまにか速いペースで再び重なり合っている。
それだけじゃなくて、大きく開いた手のひらが、腸に沿って『の』の字を書くように、
ゆっく〜り、じ〜わじわ…お腹を温めながら、ずっと丁寧にさすり続けてくれているのだ。

   (あったかい…気持ち、いい…)

これが本当の『手当て』だ。
速くなった心臓と呼吸を宥め、心身を芯から労わってくれる、優しい手。
恐怖感を抱いていたこの人の手指が、こんなにも慈しみに溢れた動きをするなんて…

   (朝起きたら、スッキリ快便!間違いなし。)


…じゃなくて。
間違いなくこの人、もうスッカリ起きてる。
寝ていようが起きていようが、『抱き枕』にこんなことはしないはずだし、
寝惚けていたら、たとえ慣れた『人肌』だったとしても、ここまでスムースに動かせないだろう。
誰かと俺を勘違いしている可能性は、まだ捨て切れないけれども、
今、拘束を逃れ後ろを振り向き、俺の顔を確認してもらうのは、色んな意味で無理だった。

   思っていたのとはまるで違う、手指の温度。
   画像としては想像不可能な、柔らかい仕種。
   はっきりと慈愛を伝えてくる、手指の動き。
   想いもよらない気持ち良さに、熱が上がる。

   (多分、俺、今…顔、真っ赤。)

顔だけじゃない。
密着した背も、押さえ込まれた腿も、手指が這い回る胸と腹も。
触れ合う部分全てに熱が伝わり、赤く赤く染まっているはずだから。

   (全身が、熱い…っ)


同じ軌道を辿って、お腹を撫で続ける指。
その指が下腹部を滑る度に、全身の熱と『気持ち良い』を蓄え始めたトコを、掠めてくる。
最初は、小指の爪だけ。一周回ってくると、第一関節の縁で。
さらに五週回ると、昂る熱をかたどるように、ゆっくり手指が側面を迂回し…
何度も何度も、同じ場所だけを。摩擦熱で鉄も熔けそうなぐらい、執拗に執拗に滑り続けていく。

   (ここまで、プレイスタイルを、徹底…っ)

手指で直接触れ、刺激されるわけじゃないけど、手当てから間接的かつ確実に延々熱を煽られて。
さすがに耐え切れなくなった腰が、何かを求めてピクリと小さく震え始める。
その動きを布団の外に出さないためとでもいうように、更に強く俺を抱き込むと、
静かに…な?と言う代わりに、耳の淵に唇を当てて、『シー』と吐息を吹き込んできた。

   (ーーーっっっ!!?)

驚きで飛び出そうな声と、熱に近付く手指を留めるため、咄嗟に両手でそれぞれを抑え込む。
だが、その動きを『いざない』だと勝手に解釈した勝気な手指は、
熱膨張で少し浮いた短パンと下着の隙間から、熱に直接触れないよう慎重に侵入を開始。
そして、俺の全身が緊張(と期待)で強張る瞬間を狙い澄まし、再び吐息だけで…囁いた。

   (俺の、名前…っ!!!)


ビクビクと跳ね上がる腰。弛緩し脱力する全身。
その動きを覆い隠すため?に、大きく開いた前側から、焼けつく熱さの手指が、堂々と中へ…



「お邪魔するぜ〜」

「ぅわぁぁぁぁぁっ!」
「ひぃっ!!!!!?」
「ーーーーーーっっ!」


大あくびしながら部屋に入ってきたのは、今まさに脳内(背後)にいたはずの奴。
あまりにも完璧なタイミングでの突入に、フクロウ達は大絶叫…そして、沈黙が訪れた。

その珍妙さに、まるで気付かない風の…あくび。
驚愕で意識と魂を飛ばして固まる木葉の手から、ノートを引き抜いてポケットにしまうと、
闖入者は「赤葦、ちょい借りるな〜」と言いながら、布団ごとひょいと蓑虫赤葦を抱き上げ、
「んじゃ、おやすみ〜」と、あくび混じりの挨拶だけ残し、部屋から出て行った。



「アイツこそが…っ」
「手厚い?熱い?ご協力者様…っ」
「作風まで、執拗な…駄作確定だぞ!」
「去年は不発、今年はまさかの…暴発かっ」
「赤っ恥の黒歴史…大ハズレ色物コンビめっ」
「しばらく、アイツの手…赤い壁、見れねぇよ。」

   あぁ、きっと。
   明日の試合、ウチの全敗だ。

脳内に残る『想い』の残滓を振り払うように、フクロウ達は一斉に頭をぷるぷる。
涙等で濡れた頬等を拭うべく、一羽、また一羽…お手洗いに飛び立って行った。




- 終 -




**********

No.007 想う


2023/08/29 ETC小咄